東海道珍道中 エピソード3
(前回、前々回からの続きです)
★☆★ 3日目 富士の麓編 ★☆★
8月15日(月)
AM 5:30
昨日、一昨日と、曇り空おおわれたここ静岡。
昨夜は豪雨に見舞われており、未だ富士山を拝んでおりません。
しかも今日はダイヤモンド富士の聖地「田貫湖」にて
「ダイヤモンド富士」と「さかさ富士」がいっぺんに拝める
「Wダイヤモンド富士」の大チャンス!!
怪しい天候でしたが、ここまで来ましたので、田貫湖へ向かう事に!
ホテルを出て目の前に映ったのは、
なんと「富士山」\(^o^)/
そう、ここは富士の麓、富士宮
昨日は夜だからすっかり気づきませんでした…。
ちょっと、日の出は厳しいかも…!?
取り合えず、「田貫湖」へ向かう事に!
AM 6:00
田貫湖からのダブルダイヤモンド富士
P無料 お勧め度★★★★★
撮影スポットにはたくさんの人がいます。
残念ながら、ダイヤモンド富士は拝めなかったものの、
さかさ富士はGET!
前方の富士と湖面の富士との美しいコントラスト(T_T)
本当ならこんな感じ。
年2回、4月と8月の1週間程度にチャンスがあるそうです。
是非、チャレンジ下さい!
AM 6:30
白糸の滝/音止めの滝
P200円(民間) お勧め度★★★★☆
こちらは日本の滝100選にも選ばれている雄大な滝。
実は落ちているのは、川の水ではなく、
ほとんどが断面から溢れ出る湧水なんだとか!
水量は毎秒1.5トン/幅200m/高さ20m
すさまじいスケールに圧巻です(~_~)
さて、ホテルに戻って温泉に入ってごはん食べよ
(そこは抜かりなく…m(__)m)
AM7:30 ホテルに帰還
まあ、ありきたりのバイキングですが、
意外に少食…と思いきや、
和食と洋食 2度味わうのが私のスタイルで御座います。
(この後に洋食も食べます。やっぱ最初が和食。)
右上の飲み物は、オレンジジュースと思いきや!
味は…あれ?あれ?みかん!?
きっと温州みかんだぁ(^^)/
お腹も満足の私は早速2度目の温泉に…
スタッフ「すいません、8時で終わりなんですよ…」
が〜ん…
シャワーだけ浴びさせてもらいました(-_-;)
さて、気を取り直して、
全国約1300の浅間神社の総本社、
「富士山本宮浅間大社」を目材します。
AM 9:30
富士山本宮浅間大社
P30分まで無料 お勧め度★★★★☆
浅間神社とは富士山をご神体とする、全国有数の社。
ここはその総本山です。
古来、浅間は活火山を指し示す言葉であったとか。
(そういえば浅間山って山も噴火してましたね…)
ところで皆さん、富士山の8合目付近から上は
この浅間神社の敷地内だって知ってましたか?
なので、静岡県でも山梨県でもありません。
旅の無事と世界平和祈願を済ませ、
元祖「富士宮やきそば」を食べる事に!
近くの有名所「お宮横丁」はまだオープン前だったので、
道の駅「富士川楽座」を目指す事に。
AM 10:30
富士川楽座
P無料 お勧め度★★★☆☆
こちらは富士川SAと道の駅の融合施設。
なので、旧東名からも県道からもアクセスが可能です!
あ!やっぱりあった。富士宮やきそば!
富士宮市のお隣、富士市ではありますが、早速GET!
富士宮やきそば 500円 お勧め度★★★★☆
元祖☆B級グルメグランプリ
え?普通の焼きそばと何が違うかって?
食べてみないと分かりませんが、専用の太麺を使っていますので、
弾力がとても強く、静岡おでん同様、
削り粉がかかっている点が特徴です。
駿河湾の特産「桜エビ」ものってますね☆
こちらは展望CAFEからのビュー。
左手に富士山、奥に第二東名、右手に旧東名が望めます。
すぐ近くには、鉄道ファンの撮影スポットもあるんだとか!
これは行ってみないと<^!^>
AM 11:30
東海道新幹線富士川鉄橋
お勧め度★★★☆☆
普通の河川敷なので探すのに苦労しました…
スポットにつくと、第一川人、上半身裸のおじさんを発見。
おじさん「新幹線ですか?」
私「そ…そうです。撮影しに来ました!」
なんでも腰のリハビリでこの石の上を飛んでるんだとか…。
ほっ、ほっ、ほっ
いつ来るか分からない鉄橋にカメラを構えていると、
おじさんが話しかけてきます。
おじさん「仲間と農業をやる事になってねぇ…ぶつぶつ」
私「はあ」
おじさん「前は鉄鋼の仕事していてねぇ…ぶつぶつ」
私「はあ」
ゴオオ〜
おじさん「あっ!!ほら来たよ!新幹線!」
私「え?え?\(゜ロ\)(/ロ゜)/」
ゴオオ〜
完全にタイミングを逃します。
おじさん「たまにドクターイエローも通るんだよ…ぶつぶつ」
私「はあ」
おじさん「腰をやっちゃってさあ、今リハビリしてるの…ぶつぶつ」
私「はあ」
ゴオオ〜
おじさん「あっ!!ほら!来たよ!」
私「え?え?\(゜ロ\)(/ロ゜)/」
ゴオオ〜
コントかと…。
三度目の正直で何とか写真を撮れました。
本当は鉄橋の下に富士山が望めるのですが、あいにくの曇り空。
正面からのビューはTVでもよくつかわれる光景なんですよ。
おじさんにお礼(?)を告げて、次なる目的地へ
少し時間もあったので、
焼津、清水に続いて「沼津港」へ立ち寄る事に!!
PM 12:30
沼津港 沼津魚市場近辺
Pなし お勧め度★★★★☆
沼津港に着くと、御盆という事もありかなりの混雑具合。
そんな中、謎の行列を発見。
車の中から誘導員のお姉さんに聞いてみます。
私「何の行列ですか?」
お姉さん「シーラカンスミュージアムの入館待ちなんです」
シーラカンスミュージアム…。
そういえば、るるぶにのってたなぁ
面白そうなので行ってみる事に!
コインパーキングに車を停めて歩いて散策。
折角なので「桜エビ」を探す事に!
廻る寿司・武田丸2号店
お勧め度★★★★☆
沼津港に水揚げされた新鮮な魚介達。
安くて旨い!が人気のお店です。
無料で頂けるカニの味噌汁と寿司を堪能します。
まぐろと生桜エビ お勧め度★★★★☆
桜エビ丼は少し抵抗があったので、お寿司にて堪能を…。
見て下さい!この桜エビの美しい輝きを!
駿河湾でしか捕れないご当地ならではの味覚です!
お腹も一杯になった事ですし、
例のシーラカンスミュージアムに行ってみましょうか(^^♪
PM 13:00
沼津港深海水族館 シーラカンスミュージアム
Pなし/入館料1,600円 お勧め度★★★★☆
並び続ける事40分…
やっとこさ中に入る事ができました。
ここシーラカンスミュージアムはその名の通り、
深海生物である生きた化石「シーラカンス」を中心に
深海生物や海の生き物を展示した世界屈指の深海専門の水族館。
残念。人気のめんだこはお休みとの事
実は駿河湾、日本の湾の中では一番深いんだとか。
2位の相模湾よりもだいぶ深いんですね!?
さめ。
くらげ。
ちんあなご。
かに。
でたあああ!!
シーラカンス!(の冷凍)
そりゃあ、深海魚ですからね。生はダメですよ生は。
まだまだその生態は謎のベールに包まれているようで…。
そりゃあ、飼育できないし、
そんな深いところまでは潜れないですからね。
みんな大好き(?)ダイオウグソクムシ
このダンゴムシの様な…フナ虫の様な…
この形、たまんないですね!
しかも、めっちゃでかい
さて、次なる目的地は
富士山に並ぶ世界遺産、韮山反射炉へ!
AM 15:00
韮山反射炉(にらやまはんしゃろ) 世界遺産
P無料/入場料300円 お勧め度★★★★☆
江戸末期に建てられた日本の産業革命の最先端の施設で。
鉄を溶かして大砲を作っていました。
今では鉄を溶かす施設のみ、日本に唯一残っています。
こんな大砲を作っていたんですね〜
きっと幕末には、いろんなとこで活躍したんでしょう。
さて、ついにこの度も最後のスポットとなりました。
2015年三島にオープンした「三島スカイウォーク」
下田民「え!?あの三島が?」
沼津民「やったんか!三島が!」
御殿場民「調子に乗りやがって!」
浜松民「え?三島ってどこ?」
静岡県民からしたら、こんなところでしょう
(大変失礼)
AM 16:30
三島スカイウォーク
P無料/渡り賃1,000円 お勧め度★★★★☆
全長400m 人が渡るつり橋としては日本一長い吊り橋です。
富士山と駿河湾、伊豆半島を望む事ができます。
吊り橋なんで、やっぱし少し揺れますね。
中には相当ビビってる人も…。
日暮らしのBGMをバックに暮れゆく太陽を眺めます。
(あー…夏休みも終わる)
2泊3日の長旅を終えて、
小田原厚木道路経由で東名厚木へ
途中、大渋滞と豪雨に見舞われ海老名SAで仮眠(-_-)zzz
(油膜落としとガラコは必須ですね。。。)
キャラメルフラペチーノ(スタバではこれしか買わない)と
高座豚(地元の名産!)フランクのホットドックを手に一路埼玉へ…。
感動の旅をありがとう!静岡!
感動をありがとう!リオ五輪!
感動のリフォームは永大プランニングへ!(?)
ここまでの長文にお付き合い頂き、
誠にありがとうございましたm(__)m
あとがき
海外での一人旅を機に、一人旅が癖になってどうにも抜けません(笑)
自分の知らない土地、自然、建造物、絶景、歴史、ご当地グルメ…と
目に飛び込んでくる事全てがとても新鮮で、大きな刺激を与えてくれます。
見識が深まると、様々な角度から物事を捉える事ができるようになってきます。
○○に似てるな〜、とか
○○よりも大きいのか〜、とか
○○とつながるんだ〜、とか
また、ドラマや映画などの影響も大きいですね。
(今回はNHK大河ドラマ「真田丸」でもお馴染みの徳川家康が中心でしたね。)
これが旅の面白さに拍車を掛けてくる訳なんです(^^)b
学生時代は歴史や地理に何ら関心がありませんでしたが、
大人になると変わってくるもんなんですね。
新しい発見が必ずありますので、
是非、皆様もチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
- 2016.08.23 Tuesday
- 18:09